高知県のお酒といえば日本酒を思い浮かべる人も多いですが、高知には全国的にも知られている栗焼酎があります。
なかでも有名なのが、四万十町の無手無冠(むてむか)の「ダバダ火振」です。
しかし、高知の栗焼酎はダバダ火振だけではありません。

「高知の栗焼酎は何種類あるの?」「ダバダ火振以外にはどんな銘柄がある?」「それぞれどんな違いがあるの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、高知で造られている代表的な栗焼酎を紹介しながら、原料の使用割合やアルコール度数、味わいなどを比較していきます。
なお、栗焼酎は通常商品だけでなく、限定品や熟成品などもあるため、「何種類あるか」は数える基準によって変わります。この記事では、主に銘柄として知られている代表的な栗焼酎を中心に紹介します。
高知の栗焼酎は何種類ある?
高知県には、複数の栗焼酎があります。
代表的な銘柄として知られているのが、「ダバダ火振」「四万十大正」「夢栗」などです。
特に「ダバダ火振」は高知県を代表する栗焼酎として知られており、栗を使った焼酎の定番ともいえる存在です。
一方で、栗の使用割合やアルコール度数などが異なる商品もあり、同じ栗焼酎でも味わいや特徴には違いがあります。
また、販売されている商品には限定品や熟成タイプなどもあるため、「高知の栗焼酎は全部で○種類」と単純に決めるのは難しいのが実情です。
この記事では、まず代表的な銘柄を知り、それぞれの違いを比較していきます。
高知の栗焼酎にはどんな種類がある?
① ダバダ火振
高知の栗焼酎と聞いて、多くの人が思い浮かべるのが「ダバダ火振」です。
ダバダ火振は、高知県四万十町にある株式会社無手無冠が造る栗焼酎です。
栗を原料に使用した焼酎で、栗由来のほのかな香りと、やわらかな甘みを感じられるのが特徴です。
高知県内ではもちろん、県外でも高知土産として知られている人気の栗焼酎です。
栗焼酎を初めて飲む人なら、まずダバダ火振から試してみるのもよいでしょう。
② 四万十大正

「四万十大正」も、無手無冠が造る栗焼酎です。
特徴のひとつが、栗を75%使用していることです。
また、四万十大正は熟成させた栗焼酎古酒として販売されています。
アルコール度数は35度と、ダバダ火振とは違ったタイプの栗焼酎です。
同じ蔵元の商品でも、原料の割合やアルコール度数、熟成期間などが違うため、飲み比べてみるのも面白いでしょう。
③ 夢栗
「夢栗」は、高知県芸西村にある仙頭酒造場が造る栗焼酎です。
大きな特徴は、栗を85%使用していることです。
栗の使用割合が非常に高く、栗焼酎らしい風味を楽しみたい人から注目されている商品です。
アルコール度数は25度と28度の商品がありますので、購入するときはラベルや販売元の情報などで確認するとよいでしょう。
「栗をたっぷり使った焼酎を飲んでみたい」という人なら、候補に入れてみたい栗焼酎です。
④ その他の高知の栗焼酎
高知県には、定番商品だけでなく、限定品や熟成タイプなどの栗焼酎もあります。
たとえば無手無冠では、「しまんと地栗とかおり米」や長期貯蔵タイプの栗焼酎、土佐鶴の「四万十栗の栗焼酎」なども販売されています。
※あと、蔵元では販売終了(終売)してて、通常の新品購入はできないみたいですが、菊水の「よさこい」がありました。
そのため、販売されている商品をすべて含めるのか、定番の銘柄だけを数えるのかによって「何種類あるか」は変わってきます。
栗焼酎を探すときは、銘柄だけでなく、販売時期や限定商品かどうかも確認しておくとよいでしょう。
高知の栗焼酎で有名なのは「ダバダ火振」

高知の栗焼酎を語るうえで外せないのが「ダバダ火振」です。
高知県を代表する栗焼酎として広く知られており、高知土産として購入する人も多い商品です。
ダバダ火振はどこの栗焼酎?
ダバダ火振を造っているのは、高知県四万十町にある無手無冠です。
四万十川流域の自然豊かな地域で造られていることも、ダバダ火振の魅力のひとつです。
高知らしいお酒を探している人にとって、四万十をイメージできる栗焼酎としても注目したい銘柄です。
ダバダ火振は栗を何%使っている?
ダバダ火振は、栗を50%使用しています。
栗を原料に使った焼酎ですが、栗だけで造るのではなく、米麹も使用して仕込まれています。
栗の風味を感じながらも、比較的飲みやすい栗焼酎として知られています。
ダバダ火振はどんな味?
ダバダ火振は、栗を原料にしているため、一般的な芋焼酎や麦焼酎とは違った香りと味わいを楽しめます。
栗由来のほのかな香りとソフトな甘みがあり、焼酎を普段あまり飲まない人にも試してみやすい栗焼酎です。
ただし、味の感じ方には個人差があります。飲み方によっても印象が変わるので、ロックや水割りなどいろいろな方法で試してみるのもおすすめです。
ダバダ火振の名前の由来は?
「ダバダ火振」という少し変わった名前も、この栗焼酎の特徴です。
「ダバ」は、四万十川の山里で人の集まる場所を意味する「駄場(ダバ)」に由来し、「火振」は四万十川で行われてきた伝統的な鮎漁法「火振り漁」に由来しています。
単に栗を使った焼酎というだけでなく、四万十地域の自然や文化を感じられるところも、ダバダ火振の魅力といえるでしょう。
高知の栗焼酎を原料の使用割合で比較

高知の栗焼酎を選ぶときは、栗をどのくらい使用しているのかを比較してみるのも面白いポイントです。
| 銘柄 | 栗の使用割合 | アルコール度数 | 蔵元 |
|---|---|---|---|
| ダバダ火振 | 50% | 25度 | 無手無冠 |
| 四万十大正 | 75% | 35度 | 無手無冠 |
| 夢栗 | 85% | 25度・28度 | 仙頭酒造場 |
このように比較すると、同じ栗焼酎でも栗の使用割合やアルコール度数が異なることが分かります。
栗の使用割合だけを見ると「夢栗」が85%と高く、「四万十大正」が75%、「ダバダ火振」が50%となっています。
ただし、栗の使用割合が高いほど必ず自分の好みに合うとは限りません。
香りや甘み、アルコール感などにも違いがあるため、自分が飲みやすいと感じる銘柄を選ぶことが大切です。
高知の栗焼酎はどんな味?

栗の香りが楽しめる
栗焼酎の大きな特徴は、栗を原料にしていることによる独特の香りです。
芋焼酎のような香りや麦焼酎の香ばしさとは違い、栗焼酎ならではのやわらかな香りを楽しめます。
ほのかな甘みがある
栗を原料としていることから、ほのかな甘みを感じる商品もあります。
ただし、栗のお菓子のような甘さを想像すると、少し印象が違うかもしれません。
あくまで焼酎なので、栗の風味と焼酎らしいアルコール感を合わせて楽しむお酒と考えるとよいでしょう。
芋焼酎や麦焼酎とは違った味わい
栗焼酎は、芋焼酎や麦焼酎とは原料が違うため、当然ながら味わいにも違いがあります。
「いつも芋焼酎や麦焼酎を飲んでいるけれど、少し違った焼酎を試してみたい」という人にもおすすめです。
栗焼酎初心者にも飲みやすい?
栗焼酎は商品によって味わいが異なるため、一概にはいえません。
しかし、栗由来のやわらかな香りや甘みを楽しめる商品もあり、焼酎初心者が試してみるきっかけとしても面白いお酒です。
まずは比較的飲みやすい度数の商品から試し、気に入ったらアルコール度数の高い商品にも挑戦してみるとよいでしょう。
高知の栗焼酎のおすすめの飲み方

ロック
栗焼酎そのものの香りや味わいを楽しみたいなら、ロックがおすすめです。
氷が溶けるにつれて少しずつ味わいが変化するため、ゆっくり飲みたいときにも向いています。
ストレート
栗焼酎本来の香りやアルコール感をしっかり味わいたい場合は、ストレートという方法もあります。
ただし、アルコール度数が高い商品もあるため、無理にストレートで飲む必要はありません。
水割り
アルコール感をやわらげて飲みたいなら水割りがおすすめです。
栗の香りも感じやすくなるため、焼酎を普段あまり飲まない人にも試しやすい飲み方です。
お湯割り
寒い季節にはお湯割りもおすすめです。
温めることで香りが立ちやすくなり、栗焼酎の風味をより感じやすくなります。
炭酸割り
すっきり飲みたいなら、炭酸割りも選択肢になります。
食事と一緒に楽しみたいときや、焼酎を軽い飲み口で楽しみたいときにも向いています。
高知の栗焼酎はどこで買える?

高知県内の酒屋で購入する
高知県内の酒販店では、地元の栗焼酎を取り扱っている場合があります。
実際に商品を見て選びたい人は、酒屋で探してみるとよいでしょう。
蔵元の公式通販を利用する
近くに高知県の地酒を扱っている酒屋がない場合は、蔵元の公式通販を利用する方法もあります。
商品の詳細や販売状況を確認しながら購入できるのがメリットです。
高知のオンラインショップで購入する
高知県内の酒類を扱うオンラインショップでも、栗焼酎を購入できる場合があります。
複数の銘柄を比較して購入したい場合には、オンラインショップが便利です。
高知土産として購入する
高知を訪れた際に、栗焼酎をお土産として購入するのもおすすめです。
特に四万十方面を訪れるのであれば、地元のお酒として栗焼酎を探してみるのもよいでしょう。
ただし、取り扱い商品や在庫は店舗によって異なるため、購入前に確認しておくと安心です。
高知の栗焼酎を選ぶなら何を基準にする?

定番の栗焼酎を飲みたいなら
初めて高知の栗焼酎を飲むなら、まずは知名度の高い「ダバダ火振」から試してみるのもよいでしょう。
高知を代表する栗焼酎なので、「高知の栗焼酎を一度飲んでみたい」という人にも向いています。
栗の使用割合を重視するなら
栗をどのくらい使っているのかを重視するなら、「四万十大正」や「夢栗」にも注目です。
特に夢栗は栗85%という高い使用割合が特徴です。
アルコール度数で選ぶ
アルコール度数も、栗焼酎を選ぶときの重要なポイントです。
25度程度の商品から35度の商品まであるため、焼酎を普段から飲んでいるかどうかも考えて選ぶとよいでしょう。
プレゼント・高知土産として選ぶ
高知のお土産やプレゼントとして選ぶなら、相手が普段どのような焼酎を飲んでいるかを考えて選ぶのがおすすめです。
高知らしいお酒を贈りたいのであれば、栗焼酎は珍しさもあり、候補のひとつになります。
高知の栗焼酎に関するよくある質問
高知の栗焼酎について、代表的な銘柄や使用割合、購入方法などを確認していきます。
高知の栗焼酎は何種類ありますか?
高知には複数の栗焼酎があります。
代表的な銘柄として「ダバダ火振」「四万十大正」「夢栗」などがあります。
ただし、限定品や熟成品などを含めるかどうかによって商品数は変わるため、高知の栗焼酎を「全部で○種類」と一律に数えるのは難しいといえます。
高知で有名な栗焼酎は?
高知を代表する栗焼酎として特に知られているのが「ダバダ火振」です。
高知県四万十町の無手無冠が造っており、高知土産としても知られています。
ダバダ火振は栗を何%使っていますか?
ダバダ火振は栗を50%使用しています。
栗の香りやほのかな甘みを楽しめる、高知を代表する栗焼酎のひとつです。
栗焼酎「夢栗」はどこのお酒ですか?
「夢栗」は高知県芸西村の仙頭酒造場が造る栗焼酎です。
栗を85%使用していることが大きな特徴です。
高知以外にも栗焼酎はありますか?
栗焼酎は高知県だけで造られているわけではありません。
全国には栗を原料のひとつとして使用した焼酎がありますが、高知県は「ダバダ火振」をはじめとした栗焼酎で知られている地域のひとつです。
まとめ|高知の栗焼酎はダバダ火振以外にもある
高知の栗焼酎は、決して「ダバダ火振だけ」ではありません。
代表的な銘柄として、「ダバダ火振」「四万十大正」「夢栗」などがあります。
それぞれ栗の使用割合やアルコール度数、熟成の有無などに違いがあり、同じ栗焼酎でも特徴は異なります。
また、限定品や熟成品などまで含めると商品数は変わるため、「高知の栗焼酎は何種類」と単純に数字だけで判断するよりも、どんな銘柄があり、どのような特徴があるのかを比較することが大切です。
高知の栗焼酎を初めて飲むなら、まずは定番のダバダ火振から試してみるのもよいでしょう。
そこから四万十大正や夢栗など、ほかの栗焼酎を飲み比べてみると、それぞれの違いをより楽しめます。
高知ならではのお酒を探している人は、ぜひ栗焼酎を味わってみてはいかがでしょうか。

※本記事の内容は公開時点で確認できる情報をもとに作成しています。商品の販売状況・価格・仕様・アルコール度数などは変更される場合がありますので、購入時は販売元や蔵元の最新情報をご確認ください。
※本記事は商品の特徴や情報を紹介するもので、特定の商品を推奨するものではありません。飲酒は20歳になってから、適量を守ってお楽しみください。

